作詞をする上で絶対にやってはいけないことは何か

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あなたは歌詞を書いていて、やってはいけないことがあるのか

と考えたことはないでしょうか。

私は、そんなことがあるかも考えずに作詞をしていました。

ですが実際に書いてはいけないことがあるんです。

これを知っているだけで、今より完成度が高い歌詞を書くことができるようになります。

今日は作詞する上で絶対にやってはいけないことが何かお話します。

テーマを決めない

作詞をするときに絶対にやってはいけないことは歌詞のテーマを決めないことです。

作詞する時は必ずテーマを決めましょう。

テーマをしっかり決めておかないと、何を伝えたい曲なのかわからなくなってしまいますからね。

ドラマでも映画も漫画も小説も何がテーマか必ずはっきり決まってるはずです。

テーマが決まってない作品だなんて見ても、わからなくてつまらなくなってしまいますよね。

作詞もこれと同じで、まずは何がテーマの曲なのか決めるようにしましょう。

文章のように長い歌詞にしない

歌詞は一つの音符に一つのメロディが乗ります。

曲の長さは一般的に、3分〜5分くらいが多い。

そしてその中に、詰め込めるメロディは、意外と少ない。

例えば

今日はよく晴れた天気だ。午後に隣町の大好きなラーメン屋さんに食べにいこうと思う

という歌詞があったとします。

これだと、文章としては間違っていませんが、メロディとしては長ったるくなってしまいます。

これをメロディに乗せるとしたら

晴れた日の午後隣町のラーメンを食べに行こう

とします。

文章としては短くて、説明不足になるかもしれません。

でも、歌詞にするならこれぐらいで大丈夫です。

なぜなら、意味も相手に伝わるし、どんな状況なのか想像を膨らますことができるからです。

大切なのは、歌詞はメロディにうまく乗せるようにすることだと覚えておいてほしい。

自分の気持ちだけを相手に伝える

最後に自分の気持ちだけを相手に伝えることです。

確かに、

「こういうことを相手に伝えたい。」

「こんなことを表現したい。」

という気持ちは大切です。

でも、書き手だけの気持ちだけを書いた歌詞では誰も共感しません。

例えば、自分のことしか話さず、相手の意見を聞かない人と同じことです。

「自分はこんな人間なので。」

みたいに話されたらうんざりして、会話したくなくなってしまいますよね。

歌詞はリスナーの気持ちを代弁して共感してもらうことです。

それができて人に良い歌詞だと思われるものです。

そして、どんな気持ちを代弁してほしいのかを考えることが大切です。

それにも関わらず、自分の気持ちだけをずらずらと言われても、まわりの人はついて行けなくなってしまいます。

だから、自分の気持ちだけを書くのではなく、リスナーがどんな気持ちを代弁してほしいのかをよく考えて歌詞を書きましょう。

まとめ

今回のお話はどうだったでしょうか。

話をまとめると

・テーマを決めて歌詞を書かないこと

・文章のように長い歌詞にしないこと

・歌詞はメロディにうまく乗るようにして書く

・自分の気持ちだけを相手に伝えないこと

・歌詞はリスナーの気持ちを代弁して共感してもらうこと

こうやって記事を書きましたが、私自身も、曲を作り始めたばかりの頃は、まさにNGなことをしていました。

今回、伝えさせていただいたことを意識して作詞すれば、完成度の高い歌詞ができるようになるはずです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

   
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