初心者必見!わかりやすい!ギターのコードの覚え方

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。

Twitter→@PON1240

ギターを始めたけど、コードの種類が多すぎて覚えられない。

そんな経験はないでしょうか。

私も始めたばかりの頃は、コードを覚えられず、忘れたらしょっちゅうコードダイアグラムを見返したりしていました。

今日はそんな方々に向けて、ギターのコードを簡単に覚える方法についてお話したいと思います。

同じアルファベットのコードでまとめて覚える

コードの覚えやすい方法の1つ目は同じアルファベットの形をまとめて覚える方法があります。

これをやると、まとめて複数のコードが覚えられるのでおすすめです。

例えば、Cコードだと、

こうなります。

そして、CMコードだと、こうなります。

見てみると、Cコードから人差し指を外した形だとわかります。

また、C7コードだとこうなります。

Cコードに小指を加えた形になります。

さらに、Cadd9コードだとこうなります。

一見形が変わったように見れます。

でもよく見ると押さえている弦が共通しているのです。

つまり、Cコードで押さえていた中指と薬指の位置を人差し指と中指で押さえているのです。

具体的に言うと、Cコードでは中指が4弦2フレット、薬指が5弦3フレットを押さえます。

一方Cadd9は人差し指が4弦2フレット、中指が5弦3フレットを押さえると言うことです。

それに薬指が、2弦3フレットを押えた形と覚えるとよいです。

今紹介した方法で、Cコード、CMコード、C7コード、Cadd9の4つが覚えられました。

この考え方を使えばいちいち、人差し指が、どこを押さえて、中指がどこを押さえて…と1から覚えなくて済みます。

ですから、弦は同じアルファベットのコードをまとめて覚えることをおすすめします。

似た形のコードを応用して覚える

次におすすめするのは、似た形のコードを応用して覚えると言うことです。

これには複数の考え方があるので、種類を分けて紹介しますね。

形はそのままで縦にずらす

最初に紹介するのは形はそのままで、縦にずらすと言う考え方です。

例えば、Eコードはこうなります。

Amコードはこうなります。

よく似ていますよね。

解説しますと、Eコードは人差し指が3弦1フレット、中指が5弦2フレット、薬指が4弦2フレットになります。

一方、Amコードは人差し指が2弦1フレット、中指が4弦2フレット、薬指が3弦2フレットになります。

このように考えると複雑で覚えにくいです。

ですから、Eコードを覚えたら形を変えずに縦にずらすと言う考え方をおすすめします。

一部の指だけ押さえ方を変える

次に、一部の指だけ押さえ方を変える方法もおすすめします。

例えばCコードはこうです。

次にAmコードはこうです。

これも押さえている弦はほとんど同じです。

つまり、Amコードは、Cコードから、薬指のみを3弦2フレットに移動させた形なのです。

これなら、変える指は一つだけです。覚えやすいですよね。

ですから、この一部の指だけ押さえ方を変える方法もおすすめします。

形はそのままで、押える指を増やす

次におすすめするのは、形はそのままで押える指を増やす方法です。

例えば、Aコードはこうです。

そしてBbコードはこうです。

形はよく似てますよね。

Aコードと、Bbコードの違いは人差し指を1弦から5弦を押さえているかいないかです。

そして他の指は、Aコードで押さえていた指をそのまま1フレットずらしただけでBbコードの押えるポジションになります。

つまり、Aコードは、人差し指を4弦2フレット、中指を3弦2フレット、薬指を2弦2フレットを押さえます。

一方、Bbコードは、人差し指を1フレットを1弦から5弦まで押えます。

そして、中指を4弦2フレット、中指を3弦2フレット、薬指を2弦2フレットを押さえます。

しかし、このように考えると複雑で覚えにくいです。

ですから、形はそのままで押える指を増やすと言う考え方もおすすめします。

バレーコードの覚え方

いままでは、ローコードの押さえ方のコツを説明してきました。

次に、バレーコード、つまり人差し指で1弦から5弦または6弦を押さえるコードの覚えるコツをお話します。

形はそのままでスライドさせてコードを覚える。(Fコード型)

まずは形はそのままでフレットをスライドさせてコードを覚える方法です。

例えばFはこうです。

一方バレーコードのGはこうです。

似ていますよね。

Fコードから2フレットそのままずらしたものがバレーコードのFになります。

細かく解説しますと、Fは1フレットを1弦から6弦を人差し指で押さえます。

そして、中指を3弦2フレットを押さえ、薬指が5弦3フレットを押さえ、小指が4弦3フレットを押さえます。

Gは3フレットを1弦から6弦を人差し指で押さえます。

そして、中指を3弦4フレット、薬指を5弦5フレット、小指を4弦5フレットで押さえます。

このように1弦ずつ覚えるのではなく、基準となるFを覚えてからフレットをスライドするとコードがすぐ覚えられます。

ちなみに、人差し指を5フレットにずらすとAコード、7フレットにするとBと言うようにコードが覚えれます。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Bbコード型)

先程はFコード型でスライドさせてコードを覚える方法を行いました。

つぎに、Bbコード型でも同じようにフレットをずらしてコードを覚える方法を紹介します。

Bbコードはこうです。

Cコードはこうです。

つまり、Bbコードから形はそのままで2フレットずらしたらバレーコードのCコードになると言うことです。

細かく解説すると、Bbコードは1フレットを1弦から5弦を人差し指で押さえます。

次に、4弦3フレットを中指、3弦3フレットを薬指、2弦3フレットを小指で押さえます。

そして、Cコードは、3フレットを1弦から5弦を人差し指で押さえます。

次に、4弦5フレットを中指、3弦5フレットを薬指、2弦5フレットを小指で押さえます。

これも、先程と同じように1弦ずつどの指を押えるのかを覚えるのはやめましょう。

基準となるBbコードから2フレットずらしたらCコードになると言うように覚えればシンプルだし、覚えやすいからです。

だから、形をスライドして覚えるのがおすすめです。

他のバレーコードの覚え方

次に、m(マイナー)やm7(マイナーセブン)、7(セブンス)のコードの押さえ方をお話します。

これも先程と考え方は同じです。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Fm型)

まずは、Fm型の押さえ方をお話します。

Fmはこうです。

Gmはこうです。

つまりFmコードから2フレットずらすとGmになると言うことです。

Fmは、1フレットの1弦から6弦を人差し指ですべて押さえます。

そして、薬指を5弦3フレット、小指を4弦3フレットで押さえます。

これを覚えたらそのまま2フレットずらすだけでGmコードになります。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Bbm型)

次にBbm型の押さえ方をお話します。

Bbmはこうです。

そして、Cmはこうです。

つまり、Bbmから2フレットずらすとCmになります。

Bbmは1フレットを1弦から5弦を人差し指で押さえます。

次に、2弦2フレットを中指、4弦3フレットを薬指、3弦3フレットを小指で押さえます。

そこから2フレットずらすとCmコードになります。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Fm7型)

次にFm7型の押さえ方をお話します。

Fm7はこうです。

Gm7はこうです。

これも、Fm7から2フレットずらすとGm7になると言うことです。

ちなみにFm7は、人差し指で1フレットの1弦から6弦を全て押さえます。

そして、薬指で5弦の3フレットを薬指で押さえるとFm7になります。

その状態から2フレットずらすと、Gm7になります。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Bbm7型)

次にBbm7型の押さえ方をお話します。

まずはBbm7はこうです。

そして、Cm7はこうです。

これも、先程と同じ考え方です。

つまり、Bbm7から2フレットずらすとCm7になると言うことです。

ちなみにBbm7は、人差し指で1フレットの1弦から5弦を押さえます。

次に、中指を2弦2フレットで押さえて、薬指を3弦4フレットを押さえます。

そこから2フレットずらすとCm7になります。

形はそのままでフレットをスライドさせる(F7型)

次にF7型の押さえ方をお話します。

F7はこう押さえます。

G7はこう押さえます。

これも同じ考え方です。つまり、F7から2フレットずらすとG7になると言うことです。

ちなみにF7は、人差し指で1フレットの1弦から6弦を全て押さえます。

そして、中指が3弦2フレットで押さえて、薬指が5弦3フレットで押さえます。

そこから2フレットずらすとG7になります。

形はそのままでフレットをスライドさせる(Bb7型)

最後にBb7型の押さえ方をお話します。

Bb7はこう押さえます。

C7はこう押さえます。

これも、Bb7から2フレットずらすとC7になると言うことです。

ちなみに、Bb7は人差し指で1フレットの1弦から5弦を押さえます。

次に、薬指を4弦3フレットで押さえて、小指を2弦3フレットで押さえます。

その状態から2フレットずらすとC7になります。

バレーコードのm、m7、7もFやBbと同じように、基準となるコードを覚えて、スライドさせると覚えましょう。

なぜなら、シンプルで覚えやすいからです。

まとめ

本日のお話はいかがでしたでしょうか。

ギターのコードを簡単に簡単に覚える方法はいくつかのポイントがありました。

それは下記の通りです。

・同じアルファベットのコードでまとめて覚える

・似た形のコードを応用して覚える

・形はそのままで縦にずらす

・一部の指だけ押さえ方を変える

・形はそのままで、押える指を増やす

・バレーコードの場合は形はそのままでスライドさせてコードを覚える

と言うことでした。

最後までご覧頂きありがとうございます。

   
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