ギタークロスの種類、おすすめ、選び方、素材

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

ギタークロスを使って、ギターの汚れをふき取りたい。

でも、クロスにはいろんな種類があって何を使ったらいいかわからない。

そんな経験はないでしょうか。

今日はそんな方々に向けてギタークロスの選び方についてお話します。

動画でご覧になりたい方は、下記の中央の再生ボタンを押してください!

ギタークロスとは

まずは、クロスの選び方の前にギタークロスとはなにか。

また、なぜギタークロスを使って汚れを拭き取らないとならないかについてお話します。

ギタークロスとは、ギターの汚れを拭き取る時に使う布のことを指します。

ギタークロスは、ポリッシングクロスまたは、クリーニングクロスとも呼ばれています。

なぜ専用のクロスがあるのかと言うと、生地が柔らかく、ギターの表面を傷つけにくい素材でできているからです。

そして、汚れを拭き取らないとならない理由は下記の通りです。

それは、ギターの表面が汚れていると、汚れ、ホコリがギターの音を吸収して音色がこもってしまうからです。

ですから、ギターを練習した後は必ずギタークロスで汚れをふき取って上げてください。

では続いて、ギタークロスの紹介をします。

ギタークロスの種類

コットンクロス

出典:サウンドハウス

まずはコットンクロスです。ちなみにコットンとは綿のことを指します。

これは一番古くからある素材のクロスです。

液体の吸い込みがいいのが特徴です。

レモンオイルやオレンジオイル、塗装面のクリーナーを使って汚れを落とします。

素材の目が荒いのでガシガシ拭くとギターの表面が傷つくことがあります。

ですから、なるべく優しく撫でるようにしてふき取って上げてください。

また、中性洗剤で手洗いで洗濯もできます。

値段も500円前後からと安価です。

マイクロファイバークロス

出典:サウンドハウス

次に紹介するのはマイクロファイバークロスです。

このクロスは、素材の目が細かく柔らかいのでギターを傷つけることもほとんどありません。

コットンクロスと同様に、吸水性もあるのでオイルやクリーナーを使って吹くこともあります。

また、乾拭きでも使えます。ですから万能のクロスです。

ただし、一般的には、まず、コットンクロスでオイルやクリーナーを使って掃除します。

その後、乾拭きの仕上げでこのクロスを使うことが多いです。

また、中性洗剤つまり、食器用洗剤で手洗いもできます。

値段も500円前後からあり安価です。

キョンセームクロス

出典:サウンドハウス

続いて使用するのは、キョンセームクロスです。

ちなみに、キョンセームとは、中国や台湾に生息している体長40cm程の小鹿の皮膚を使った素材のことを指すらしいです。

…私もこの記事を書くまでは知らなかったです。(笑)

このクロスは表と裏があります。

メーカのロゴが入っている方が表側、入っていない方が裏側です。

表側は、拭き取りの仕上げをする際に使います。

生地が滑りにくいのが特徴で、表側で拭くとギターがピカピカになります。

裏側は滑りが良いのが特徴で、生地も柔らかいです。

また、生地の目も細かく傷つきにくいです。

このクロスは、オイルやクリーナーを使うと効果が半減すると言われています。

ですから、必ず乾拭きで使いましょう。

また、鹿の皮ですが、これも食器用洗剤で手洗いができます。

ほかには、この素材は湿度が高いと湿気を吸い、湿度が低いと水分を出す湿度調節剤の働きもあります。

ですから、ギターをケースにいれて保存する時に、乾燥や湿気から守ってくれる働きもあります。

このように、いいところずくしです。しかし、2000円以上と高級品です。

シリコンクロス

出典:サウンドハウス

最後に紹介するのは、シリコンクロスです。

これは素材自体がシリコンでできているのではなく、シリコンが含まれたものを指します。

シリコンクロスは、素材自体に磨く働きがあります。

しかし、その反面ギターを傷つけやすいと言うデメリットがあります。

また、洗濯もできますが何回かするうちにシリコンが取れてしまいます。

そう言ったことから、このクロスはおすすめできません。

どのクロスを使うのがいいか

今まで様々なクロスの素材について話してきました。

個人的には、コットンクロスかマイクロファイバークロスがいいと思います。

なぜなら使い勝手がよく、値段も高くないからです。

また、少しお金に余裕があればコットンクロスとマイクロファイバークロスを併用して使うとよいです。

まずは、コットンクロスでオイルやクリーナーをつけて掃除します。

そして、仕上げにマイクロファイバークロスで拭き上げます。

これをすればかなり綺麗になります。

それに、2つを購入しても、キョンセームクロスより安く済みます。

ですから、できたらコットンクロスとマイクロファイバークロスの2つを使いましょう。

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

ギタークロスの選び方がわかりましたでしょうか。

話をまとめると

・ギタークロスはギターの汚れを拭き取る布のこと

・ギタークロスは、コットンクロス、マイクロファイバークロス、キョンセームクロス、シリコンクロスの4種類ある

・おすすめは、コットンクロスとマイクロファイバークロスを併用して使う

ということでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

   
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