ギターのDコードの押さえ方、6つのコツ

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

ギターのDコードが弾けないという初心者の方は多くいらっしゃります。

今日はそんな方々に向けて、ギターのDコードの弾き方や押さえ方について解説します。

Dコードの押さえ方

まずは、Dコードの押さえ方についてお話します。

Dコードは、3弦2フレットを人差し指、1弦2フレットを中指、2弦3フレットを薬指で押さえます。

写真にするとこんな感じです。

Dコードを押さえるコツは5つあります。それをお話します。

弦を押さえる爪を切っておく

Dコードを抑えるコツの1つ目は、弦を押さえる爪を切っておくことです。

なぜなら、爪が長いと、爪が邪魔になって上手く弦を押さえられないからです。

ですから、Dコード以外の練習の時でもギターを弾くときは弦を押える指の爪を切りましょう。

フレットの近くで押さえる

Dコードを押さえるコツの2つ目は、指をフレットの近くで押さえることです。

この写真の金属の部分がフレットです。

フレットの近くだと少ない力で弦を押さえることができます。

ですから、弦を押さえる時はフレットの近くで押さえましょう。

指を立てて弦を押さえる

Dコードを押さえるコツの3つ目は、指を立たせることです。

先程の写真をもう一度使います。

指が立っているのがわかりますね。指を立たせることで指で弦が押さえやすくなります。

●悪い例

このように、指が寝ていると弦を上手く押さえられません。

それに押さえなくてよい弦に指が触れてしまいDの音が出ません。

ですから、弦を押さえる時は指を立たせて押さえましょう。

親指を固定させる

Dコードを押さえるコツの4つ目は、親指の位置を固定することです。

なぜなら、親指の位置が定まっていないと他の指も不安定になり、弦を押さえにくくなるからです。

もう一度先程の写真を使います。

このように、親指が2フレットの6弦、5弦を押さえている状態が正しいです。

とはいえ、親指を5弦まで伸ばすのは難しいです。

また、無理して押さえようとするとかえって手のフォームが崩れます。

なので、最初は親指を6弦のみ押さえて、5弦はそのまま鳴らしてもよいです。

なぜなら、5弦の2フレットはAの音、つまりラになるからです。

Dの構成音は、レ、ファ#、ラになります。

ですから5弦2フレットがなってしまっても違和感がないのです。

ですから、最初は親指は6弦のみを押さえてミュートさせましょう。

ちなみに6弦だけをミュートさせると、こうなります。

ネックは握らず挟む

Dコードを押さえるコツの5つ目は、ネックは握らず挟むことです。

ネックとは矢印で示した細長い部分です。

ネックを握り締めてしまうと、余計な力が入ってしまったり、押さえる必要がない弦を押さえてしまいます。

それに6弦をミュートできません。

握り締めてしまうとこうなります。

●悪い例

手とネックの間に隙間がない状態だとだめです。

●よい例

この写真のように親指と弦を押さえる指で挟むイメージで押さえると、ネックと手の平に空間ができます。

このように押さえるのが正しいです。

弦をミュートさせる

Dコードを押さえるコツの5つ目は、弦をミュートさせることです。

ちなみに、ミュートとは指で弦を軽く触れて音が出ないようにすることです。

なぜなら、余計な弦がなってしまうとDコードの響きにならないからです。

だから、弦をミュートさせることが必要です。

先程お話したように、親指で5弦まで押さえるのは難しいので6弦をミュートさせてDコードを弾きましょう。

もちろん、押さえるのに慣れたら5弦まで押さえることに挑戦してもよいです。

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。Dコードを押さえるコツは下記の通りです。

・弦を押さえる爪を切っておく

・フレットの近くで押さえる

・指を立てて弦を押さえる

・親指を固定させる

・ネックは握らず挟む

・弦をミュートさせる

と言うことでした。

Dコードはとても使われるコードです。ぜひ、押さえられるようになりましょう。

最後まで、ご覧頂きありがとうございまさした。

   
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