ギターのパワーコードとは?押さえ方、弾き方、コツ

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。

Twitter→@PON1240

今日はロックに使われるギターのコードである、パワーコードについてお話しします。

まず、皆さんはパワーコードってどういうコードなのかご存知ですか?

動画でご覧になりたい方は下記の中央の再生ボタンを押してご覧ください!

パワーコードとは

パワーコードは通常のコードより力強い音が出るコードで、エレキギターに使われるコードの一種です。

どうして、力強い音が出るのかというと、ギターの高音弦(1弦、2弦、3弦)がならないコードだからです。

だから、低音弦の音が目立ちます。

その結果、力強い音が出ます。

少し専門的な話をします。

コード(和音)は、メジャー、マイナー、M7(メジャー7)…色んな種類があります。

コードは通常、3種類以上の音が組合わさって出来てます。

例を上げていくと、

C[Cメジャー]=(ドミソ)

Cm[Cマイナー]=(ドミbソ)

CM7[Cメジャー7]=(ドミソシ)

こんな感じです。

コードの種類は色々とあるのでこの記事では省きます。

パワーコードはどういうコードか

パワーコードは以下の特徴を持っております。

パワーコードは2つの音で作られたコード

メジャーとマイナーの区別がない

パワーコードは主に6弦と5弦、または5弦と4弦を使うので非常に押さえやすいのです。

ロック系の曲では非常に高い頻度で登場します。

パワーコードは、コードの構成音の3度の音がないコード

パワーコードはコードの構成音の3度の音がないコードです。

構成音の3度については、例としてCコードで説明します。

C[Cメジャー]=(ドミソ)

Cメジャーのドが1度、ミが3度、ソが5度

Cm[Cマイナー]=(ドミbソ)

Cマイナーのドが1度、ミbが3度、ソが5度になります。

C コードで言う、

ミにb(フラット)があるか、ないかでコードがメジャーかマイナーかがきまります。

ミの場合はメジャーになって、ミbだとマイナーになるのです。

パワーコードはどうかと言うと、

Cのパワーコード=ド(1度)・ソ(5度)

となります。

コードの構成音に、ミまたはミbが入っていないコードになります。

そして、コードの構成音は1度と5度の2つしかないコードです。

つまりメジャーとマイナーを判断する3度の音が入ってないのです

なので、パワーコードはメジャーでもマイナーでもないコードなんです。

まとめ

・パワーコードとは通常のコードより力強い、音が鳴るコード

・メジャーとマイナーの区別がないコード

・コードの構成音3度がなく、1度と5度で表示されるコード

・コードを押さえるのが簡単

と言うことでした。

最後までご覧頂きありがとうございました。

   
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