こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

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みなさんは、腹式呼吸と呼ばれている呼吸方法を知っているでしょうか。

歌を専門的に行おうとしているのであれば、腹式呼吸のトレーニングはとても大切です。

ですが、実際に腹式呼吸ってどうやって練習したらよいのか、わからない方も多いとおもいます。

この記事では、腹式呼吸のコツと練習方法について、なるべくわかりやすく説明します。

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横になった状態で練習

腹式呼吸はじつは誰でも行える呼吸方法なのです。

普段胸式呼吸の人でも、睡眠時には必ず腹式呼吸を使っています。

仰向けになって息を吸うと、お腹が膨らみ、吐くと凹んでいることが分かると思います。

これが腹式呼吸なのです。

ですので、腹式呼吸のやり方をマスターする第一歩として、横になった状態での練習を行います。

布団やマットをひいて、仰向けになります。

ポイントなのは、お腹のおへそのしたにある丹田（たんでん）に手をあてて、呼吸をすることです。

そうすることで、お腹が膨らんだり凹んだりすることがわかります。

立った状態で腹式呼吸を練習

次は立っても腹式呼吸ができるようにしましょう。

立って、腹式呼吸をするためには、まず姿勢が大切です。

以下に注意しましょう。

・足を肩幅に開いて立つ。

・肩の力をぬいて、脱力させる。

・目線は前を向き、あごをあげないように。

・猫背にならないように姿勢をまっすぐにする。

では練習しましょう。

まず、息を全て吐き切ります。

この時に丹田を意識して、お腹が前に膨らんでいるのを確認しながら行いましょう。

また、それ以外に脇腹や腰も膨らみますので合わせて確認するとよいです。

全て息を吐き切ると、意識しなくても自然と息が入ってきます。

息を吸うのは、口でも鼻からでもよいです。

息を吸うときに肩や胸が上がってしまうと、胸式呼吸になってしまうので鏡を見て行いましょう。

最初は、気をつけていてもつい胸や肩が上がってしまうかもしれませんが、何度も繰り返すことでこれを防げるようになります。

動物の鳴き声を出して練習する

息のみで行う腹式呼吸の練習に慣れたら、今度は実際に声を出してみます。

私が今まで習ってきて、1番わかりやすかった腹式呼吸の発声方法は動物の鳴き声をマネすることです。

…、何を言ってるの？と思うかもしれませんね。

ふざけていませんよ（笑）

これを解説しますと、犬や、狼などが吠える時は、ワンワン、ウァオウァオなどと鳴きます。

その声は、芯があってしっかりした声ですよね、それによく響きます。

このワンワン、ウァオウァオをマネして、犬や狼のように鳴くと自然と腹式呼吸になるのです。

この鳴き声から、だんだん日本語にしていくと、日本語での腹式呼吸の練習になります。

ワンワン→ワワワ→ハハハといった感じです。

まずは、動物から入って、ハハハにするところからはじめましょう。

ハハハは短く、ハッハッハッと切ると腹式呼吸になりやすいのでおすすめです。

音程については決まった高さで練習すると言うことはありません。

あなた自身が1番出しやすい声の高さで練習するのがいいでしょう。

音声を取りました!合わせて聴いてみてください!

犬の鳴き声

狼の鳴き声

発声練習１「ワワワ」

発声練習２「ハッハッハッ」

ロングトーンで練習する

ハッハッハッができたら、ロングトーンで練習しましょう。

ロングトーンはその名の通り音を伸ばす練習方法です。

ハーと伸ばして練習しましょう。

ハッができたら、2拍のばす、ハーにします。

2拍伸ばせたら3拍、3拍できたら4拍伸ばす練習をします。

このように1拍ずつ伸ばすと、ロングトーンも自然と身に付きますよ！

これも、音声を取りました!聴いてみてください。

発声練習３「ハー」※２拍

発声練習４「ハー」※３拍

発声練習５「ハー」※４拍

普段から腹式呼吸をする

多くの人は、日常生活を胸式呼吸で過ごし、歌うときだけ腹式呼吸で歌おうとします。

なので、腹式呼吸に切り替えるのはなかなか難しいです。

毎日、腹式呼吸の練習を続けましょう。

1日10分程度でよいです。

毎日腹式呼吸の練習をすることで、日々の習慣となり、腹式呼吸ができるようになります。

私も昔は腹式呼吸ができませんでしたが、今は胸式呼吸と腹式呼吸を簡単に切り替えることができるようになりました。

まとめ

今回の記事では、腹式呼吸のコツと練習方法についてお話しました。

・横になった状態での練習

・立った状態での練習

・動物の鳴き声を真似した練習

・ロングトーンで練習する

・普段から腹式呼吸を心掛ける

腹式呼吸を練習すれば、正しい歌い方が身につきます。

その結果歌が上手くなり、高音も発声できるようになります。

最後までご覧頂きありがとうございます。