こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!
Twitter→@PON1240
作曲と編曲は何が違うのかわからない方は多くいらっしゃります。
そこで、今日は作曲と編曲の違いや、求められる能力についてお話します。
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作曲とは
メロディ(主旋律)+コード進行を考えることを指します。
主旋律とは、曲の中で最も目立つ部分です。
歌がある曲の場合は、ボーカルが歌うメロディを指します。
コードとは、例えばドミソで構成される和音を指します。
ドミソの場合は、Cコードとなります。
そして、コード進行とはどのような流れでコードを変化させるのか考えることを指します。
編曲とは
次に編曲とは既存のメロディ(主旋律)にアレンジを加えることを指します。
先程の主旋律とコード進行だけだと音がシンプルな状態になります。
そこで、編曲というアレンジを加えます。
例えば、バンドだとギターボーカルの人がギターとボーカルのみで作った状態が作曲となります。
それに、ドラムやベース、キーボードなどの音を加えると音が豊かになりますよね。
この作業が編曲となります。
作曲者に必要なもの
次に作曲者に必要なものについて解説します。
作曲者には多くの人を魅了するメロディを作りだすことが必要になります。
つまりセンスが重要なのです。
これは、知識があっても必ずしも思いつくものではありません。
例えば、部屋を綺麗に整頓することが得意であっても、オシャレな部屋にすることはできません。
これは、様々なオシャレな部屋の内装を見て研究することによってできるのです。
つまり、ハウスクリーニングとインテリアコーディネーターの違いですね。
これと同じで、センスがある曲を作るには様々なジャンルの曲を聴くことが大切です。
編曲者に必要なもの
一方、編曲者には、編曲する知識と経験が必要になります。
作曲はセンスが重要と言いましたが、編曲はできた曲をより良くするにはどうしたらよいか考える能力が大事です。
先程の例に例えると、インテリアコーディネーターは、何もない部屋をみてどのようにすればオシャレな部屋になるだろうと考えるはずです。
これと同じように、編曲もこの曲がより良く聴こえるにはどんな楽器が必要だろうか。
また、どんな工夫をしたらよいだろうと考えます。
これが編曲者に求められる能力です。
編曲者のデメリット
次に編曲者のデメリットについて記載します。
出来上がった曲をアレンジする編曲者ですがデメリットが2つあります。
それをお話します。
印税がない
まずは、印税がないことがあげられます。
作詞家、作曲者には印税が入ります。
しかし、編曲料が支払れるのみです。ですから仮に曲がヒットしても一曲辺りにいただけるお金は少ないのです。
目立ちにくい
次に、編曲者は目立ちにくいところです。
例えば、TVの音楽番組で曲を紹介する時に、作詞、作曲者、歌手は字幕が出ます。
しかし、編曲者は出ません。
このように、作曲者と比べるとデメリットな部分があるのです。
まとめ
本日の記事はいかがでしたでしょうか。
作曲と編曲の違いを理解できたでしょうか。
話をまとめると下記になります。
・作曲はメロディ(主旋律)とコード進行を考えること
・編曲とは既存のメロディ(主旋律)にアレンジを加えること
・作曲者には、人々を魅了させるセンスが必要
・編曲者には編曲する知識と経験が必要
・編曲者は、作曲者に比べて「印税がない」、「目立ちにくい」というデメリットがある
といったことでした。
最後まで、ご覧頂きありがとうございます。