こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。
Twitter→@PON1240
歌がうまくなるためには、歌手の歌い方を真似するとよいと言われます。
今日は、真似すると歌が上達する理由や具体的な練習方法について解説したいと思います。
もくじ
真似をすると歌が上達する理由
真似をすると上達するというのは、音楽以外にもよく言われます。
書道や絵なども、最初はお手本となる方の真似をすることから始めることで上達するというのは聞いたことがあるはずです。
音楽でも、〇〇のアーティストの音楽に影響を受けた。絵でも〇〇の画家に影響を受けたと言いますよね。
このように、真似をするというのは上達の近道になります。
歌については以下のことが考えられます。
・曲調によって様々な歌い方を学べる
・テクニックが身に着く
これらについて詳しく解説しています。
曲調によって様々な歌い方を学べる
まずは、曲調によって様々な歌い方を学べるということです。
例えば、同じアーティストでもアップテンポ、ミドルテンポ、スローテンポでは歌い方が違います。
テンポとは曲の速さを指します。
アップテンポとは、テンポが早い、ロックなどの曲。
ミドルテンポとは、テンポが普通のポップスのなどの曲。
スローテンポとはテンポがゆっくりしたバラードなどの曲。
を指します。
これらで、プロのボーカリストは歌い方を変えています。
ですから、模範となるアーティストの歌い方でアップテンポ、ミドルテンポ、スローテンポの歌い方をよく聞いて真似をしましょう。
これによって様々歌い方が身につけることができます。
テクニックを身につけられる
次にテクニックを身につけられることも上げられます。
具体的に言うと音の強弱や切ったり、伸ばしたりする部分、歌の間です。
それを次に説明します。
歌のテクニックについて
では、先程お話した歌のテクニックについて説明します。
音の強弱がどこについているかわかる
まずは、音の強弱がどこについているかわかることです。
プロのボーカリストの歌をよく聴くと、歌に強弱がついていることがわかります。
この強弱がどこについているか確認して自分で歌うときも意識付けて歌うことが大切です。
歌詞の意味を考えると自然と強弱をつける部分もわかってくるはずです。
何度も聞いて、強弱がどこについているか確認しましょう。
切ったり、伸ばしたりする部分がわかる
次に切ったり、伸ばしたりするところがわかることです。
歌は、常に同じ長さで歌うのではなく、切ったり、伸ばしたりしてアクセントをつけている事が多いです。
プロのボーカリストはここもちゃんと考えて歌っているはずです。
何度もお手本となる歌を聴いて、どこの歌詞を伸ばしているか、またどこの歌詞を切っているかを確認しましょう。
これを意識して歌うと歌にメリハリが付けることができます。
ですから、ぜひ確認しましょう。
歌の間がわかる
最後に曲の間がわかることです。
歌を歌うときに、歌詞をそのままなぞるのではなく、歌詞と歌詞の間に間を入れて歌うことも大切です。
間を入れると、アクセントにもなりますし、次に歌う歌詞が何なのかを印象付けることができます。
練習方法
続いて、練習方法について解説いたします。
納得が行くまで何度も聴き込む
まずは納得がいくまで何度も聴き込むことです。
そして、先程紹介したポイントをチェックします。
つまり、音の強弱、切ったり伸ばしたりする部分、曲の間のことです。
これを、歌詞カードの上にメモを書いて、チェックしたポイントが正確にできるように、何度も練習しましょう。
部分練習を重点的に行う
次に部分練習を重点的に行うことです。
できたら、歌詞の一つのまとまりごとに練習をすると良いです。
いきなり、全体練習(ワンコーラスやフルコーラス)で練習すると、部分部分の粗が目立ちにくくなります。
その結果、どこができていないのかわかりにくくなります。
ですから、歌詞の一つのまとまりごとにしっかり練習しましょう。
先程歌詞カードにメモを書くと言いましたが、最終的には、そのメモを見なくても正確に歌えるようにすることが大切です。
モノマネにはならないようにする
最後にモノマネにならないようにすることです。
プロのボーカリストでも、そのアーティスト固有のクセなどがあります。
例えば、長渕剛さんのハスキーな歌声や福山雅治さんのすこし粘りがある歌声などです。
これらは、本人は計算して印象に残すためにしています。
しかし、それを他の人が無理に真似ようとすると喉を痛めてしまいます。
そうなるとそもそも歌も歌えなくなります。
ですから、こうしたアーティストの癖は真似せず、技術的なところを真似するようにしましょう。
まとめ
これまで歌を真似すると歌がうまくなる理由や練習方法について解説してきました。
・歌を真似ると、曲調によって様々な歌い方やテクニックが学べるので歌がうまくなる
・練習する際は、納得が行くまで何度も聴き込む、部分練習を重点的に行う、モノマネにはならないようにする
といったことでした。
最後までご覧頂きありがとうございます。