作曲はメロディ、コードどちらが先がよいか?それぞれの特徴

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

曲を作る際に、メロディから先に作るか、コードから先に考えるか人によって異なります。

メロディとは、単音(ド)などを指します。

例えば、きらきら星であれば「ドドソソララソ…」の部分です。

一方コードとは和音でCコード(ドミソ)など複数の音を鳴らすことを指します。

今日は、それぞれの作り方の違いやメリットやデメリットについて詳しく解説します。

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コードが先の場合

まず、コード進行から作った場合は、メロディを先に考えるより作りやすいと言われています。

なぜなら、曲の世界観からメロディを考えやすいからです。

ちなみにコード進行とはどのような流れでコードを変化させるのかを考えることを言います。

コード進行には型にはまってよく使われる王道のものもあります。

それを知っていれば、自分が想像する曲に合うコード進行のものを選べば、作曲しやすいと言われています。

少しわかりにくいので、例を出します。

例えば、外食に行くとします。

この際、大まかに何を食べに行こうか考えるはずです。

「カレーにしようか、ステーキにしようか、ラーメンにしようか…。」

今回は私が好きなラーメンにします(笑)

この何を食べに行くという大まかなことを決めることがコード進行を決めることに当たります。

何も決めないで、外食に行こうとしてもそもそも何を食べるか決めていないのでお店や食べ物選びに迷うはずです。

これと同じように、メロディを先に作ると、コード進行をどうしたらいいのか迷いやすくなります。

しかし、先にコード進行を考えておけば、曲のイメージがわきやすくメロディがつけやすいです。

先程の例で言えばラーメンを食べに行くと決められれば、お店も絞られますし、食べたいものも想像しやすくなります。

これがコードから作るメリットです。

一方デメリットは、コード進行から考える場合は、ピアノやギターでコードが弾けることが必要になってきます。

つまり、楽器ができない人だと少し取り掛かりにくいのです。

また、先に上げた王道のコード進行とはパターンが複数存在します。しかし、同じようなものばかり選ぶと作る曲が似たりよったりになりやすいです。

メロディが先の場合

メロディが先の場合は、曲を作ることが難しいと言われています。

なぜなら、先程の食べ物の例で言うと何を食べるのか決まっていない状態で外に出かけるようなものですからね。

街をぶらついたり、スマートフォンで何を食べるのか調べて、ピンポイントでこのお店で、これを食べようと決めるようなものです。

しかし、メロディを先に決めるメリットも多くあります。

それは、コード進行にメロディが引っ張られにくいことです。

先程、同じようなコード進行で作ると似たようなメロディになりやすいと言いました。

しかし、メロディが先に決めていれば、メロディがコード進行に引っ張られにくいのでよりオリジナリティがある曲が作れます。

それに、メロディであれば楽器が演奏できなくても鼻歌から作ることもできます。

コードから先につくるかメロディから先に作るか

今までコード進行から先に作った場合と、メロディから先に作った場合のメリットデメリットを解説してきました。

どちらの方がいいかという正解はありません。

自分が作りやすいと感じる方を選んで作るのがよいです。

または、作る曲によって使い分けてもいいです。

ちなみに私はギターで作ることがほとんどで、コード進行から作っています。

メロディから作ることが少ないので、似たメロディになりやすいことも多いです。

なのでそこが課題だったりもします(笑)

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

メロディ、コードにおいてどちらを先に作るかにおいて以下のメリット、デメリットがあります。

コードが先の場合

メリット

・曲が作りやすい

デメリット

・ピアノやギターなど楽器が演奏できたほうが望ましい

・使うコード進行が同じようなものだと、メロディまで他の曲と似やすくなる

メロディが先

メリット

・オリジナリティがある曲が作りやすい

・鼻歌からでも作れる

デメリット

・曲を作るのが難しい

ということでした。

先程書いた通り、メロディ、コード進行どちらでつくるのがいいかという答えはありません。

自分がやりやすい方法で曲を作りましょう!

最後まで、ご覧頂きありがとうございます。

   
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