ギターアンプのノイズの原因と対処法

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。

Twitter→@PON1240

アンプを使ってギター演奏する時にノイズが起こってしまう。

このような経験をしたことはないでしょうか。

演奏中にノイズが起こると演奏に集中できませんし、不安になりますよね。

そこで、今日はギターアンプで起こるノイズの原因や対策についてお話します。

アンプの接続の順番を間違えている

理由の1つ目は、アンプの接続を間違えてしまっていることです。

接続方法は、以下の通りです。

●演奏前

①ギターのジャックにシールドを指す

②アンプのINPUTに、もう片方のシールドを指す

③アンプのVolumeが0になっていることを確認する

④アンプの電源をいれる

⑤アンプのVolumeを上げていく

●演奏後

①アンプのVolumeを0にする

②アンプの電源を切る

③アンプのINPUTからシールドを抜く

④ギターのジャックからシールドを抜く

このようにすればノイズが出なくなります。

アンプはシールドを指してから電源を入れましょう。また、シールドをつなぐ順番もギター→アンプにするようにしましょう。

これを逆にするとノイズの原因になります。

また、シールドを抜き指しするときは必ず、アンプのVolumeを0にして、電源を切った状態にしましょう。

なぜなら、アンプの電源が入って、ボリュームが上がっている状態でシールドを抜くと、ノイズやハウリング(キーンと音が鳴る状態)が起こるからです。

また、アンプの電源を切る時は、Volumeを0にしてから行いましょう。

音量を上げたまま切ると「バチン」と大きな音が鳴りアンプの故障の原因になります。

アンプとギターの向きが悪い

2つ目の理由はアンプとギターの向きが悪いことです。

アンプとギターは向き合うとノイズが出やすくなります。

また、アンプとギターが近すぎてもノイズが出ます。

ですから、演奏中にノイズが気になる時は、アンプとギターは遠ざけるようにしましょう。

アンプの近くにある電子機器

3つ目の原因はアンプの近くにある電子機器です。

主にテレビや電子レンジなど電磁波が強いものがついているとノイズが走りやすいと言われています。

ですから、アンプを使う時は電源を切っておきましょう。

意外とこれだけでノイズが出なくなります。

ギターのジャックが汚れている

4つ目の原因はギターのジャックが汚れていることです。

ギターのジャックは汚れやホコリが付きやすいです。

ギタージャックのジャックが汚れているととシールドのプラグとうまく接続できなくなります。

これが原因でノイズが起こると言われています。

特に梅雨など湿気が多い時期は汚れやすいと言われています。ですから、この時期は特にこまめに掃除をするといいです。

シールドが消耗している

最後にシールドが消耗していることも原因です。

シールドも、ギターの弦と同じく消耗品です。

弦が錆びて交換が必要になるのと同じように、シールドも使っているうちに、音の劣化します。

また、ノイズも走るようになってきます。

この時は、シールドを別のものに交換しましょう。

これでノイズが出なくなれば、シールドが原因です。

シールドは、高級品を購入する必要はありません。

しかし、おおよそ1500円位はするものを使いましょう。

これくらいの値段であればすぐに劣化することは少ないはずです。

ちなみに、ギターシールドの選び方については下記の記事で詳しく解説しております。

ギターのシールドとは?選び方、おすすめな長さとメーカー

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

ギターのアンプでノイズが出る原因と対処法がわかりましたか。

話をまとめると下記になります。

・アンプの接続を間違えている。この時は、正しい接続方法で接続し直すこと

・ギターとアンプの向きが悪い。この時は、ギターとアンプを遠ざけること

・アンプの近くに電子機器が原因。この時電子機器の電源を切る

・ギターのジャックの汚れが原因。この場合はジャックの掃除を行うこと

・シールドが消耗している。別のシールドを繋いでノイズが走らなければ、これが原因

ということでした。

最後までご覧頂きありがとうございます。

   
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