ギターのシールドとは?選び方、おすすめな長さとメーカー

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

あなたは、ギターに使われるシールドと呼ばれているケーブルを知っているでしょうか。

今日はシールドとは何か。

また、シールドのおすすめな選び方について詳しくお話しますのでぜひご覧下さい。

シールドとは

シールドとは、ギターと他のものを繋ぐケーブルのことです。

チューニングをするときは、チューナーにシールドを繋ぎます。

チューナーとは、ギターの音程を調節する時に使う機械のことです。

ギターの音を大きくしたい、音色を変えたい時はアンプと呼ばれる機材にシールドを繋いで使います。

アンプは、エレキギターに必須の道具になります。

なぜならエレキはアンプに繋がないと音が響かないからです。

ちなみにシールドは略称で、正式名称はシールドケーブルと呼びます。

では、シールドの選び方についてお話します。

動画でご覧になりたい方は、下記の中央の再生ボタンを押してください!

 

おすすめな選び方

価格

まずは、やはり価格です。シールドは安いと数百円ですが、高いと数万円します。

私は、2000円以上のシールドをおすすめします。

なぜなら安いシールドを買っても、断線しやすいからです。

また、音質が安定しないこともあります。

ですから、2000円以上のものにしましょう。

2000円以上のものであれば粗悪なものはめったにありません。

プラグの形状

シールドのプラグには、2種類の形状があります。

それは、ストレートとL字型です。

一般的にはL字型の方がよいです。

なぜなら、L字型はストレートよりもシールドが抜けづらいからです。

また、L字型の方がストレートよりも断線しづらいからです。

ちなみに、ストレート型は、一般的にはエレキのストラトキャスターに使うことが多いです。

これがストラトキャスターです。

このストラトキャスターは、ギターのボディの全面にシールドを指して使います。

なぜなら、L字型だと、最後までケーブルが入らない恐れがあるからです。

また、見た目も格好悪いですし、トレモロアームが使用できなくなります。

ちなみに、トレモロアームとはストラトキャスターのボディについている細長い棒です。

これを使うと、ギターの音程を変えることができます。

その他のエレキやアコギ、エレアコではストレート型を使います。

ちなみに、ギターの種類や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧下さい。

エレキ、アコギ、エレアコ、ギターの種類と選び方

長さ

シールドは、様々な長さがあります。

多くは、1.5m、3m、5m、7mと用意されています。

ギターは座って弾くことと、立って弾くことがあります。

座って弾くなら3mか5m、立って弾くなら5mか7mがおすすめです。

座って弾く場合は、基本的に演奏中に動いたりしません。

ですから、立って弾くより短くて良いのです。

立って弾く場合は、パフォーマンスで動き回ったりすることもあります。

そのため、5mか7mがいいです。

シールドは長さによってメリット、デメリットがあります。

長い場合、先程もお伝えしたように、動き回ったりしやすいところがメリットです。

その反面、狭い場所だと邪魔になってしまうデメリットもあります。

また、長いとシールドが劣化しやすく、短めの方が音質が安定しやすいです。

短い場合は先程と逆です。

つまり、狭い場所で演奏した時にシールドが邪魔になりにくいところがメリットです。

また、音質も安定しやすいです。

デメリットは動き回って演奏することに不向きなところです。

なので、ケーブルの長さは使用用途を考え使うとよいです。

固さ

シールドの固さも、重要なポイントになります。

柔らかいとケーブルが巻きやすいメリットがあります。

その反面、耐久性に弱く、断線しやすいデメリットもあります。

固い場合は、耐久性に優れています。

しかし、ケーブルが巻きづらく、収納しづらいデメリットがあります。

個人的には、やや固めのものを選ぶようにしてます。

太さ

シールドの太さも固さと同様に耐久性に大きく影響されます。

細いと、シールドが巻きやすい半面、断線しやすいです。

太いとシールドが巻きづらいですが断線しづらくなります。

なので、固さと太さは、やや固めでやや太めをおすすめします。

ラーメンの注文のようですね(笑)

では続いて、シールドのおすすめのメーカーについて紹介しますね!

シールドのメーカー

Providence

Providenceのシールドは、プラグに凝っており、演奏中に抜けづらいように作られています。

またノイズも出にくいと言われています。

価格は安いもので2000円前後です。

CANARE

CANAREはコストパフォーマンスに優れています。

そして、他のメーカーと同じクオリティーがあるので使う人が多いです。

最初にシールドを買うなら迷わずこれをおすすめします。

音は高音域が強く出やすいと言われています。

ちなみに値段は安いもので1600円前後のものからあります。

NEUMA

NEUMAはデザインがおしゃれなものが多いです。

また、CANAREと同様にコストパフォーマンスがよいです。

なんと、安いもので980円のものもあります。

MONSTER CABLE(モンスターケーブル)

モンスターケーブルは、音が太くはっきりした音と言われています。

値段は安いもので大体4000円くらいです。

もともとの値段は高めですが、通常故障で断線した場合は、何度でも交換可能です。

BELDEN(ベルデン)

ベルデンはアメリカのメーカーで、1902年に創業された老舗です。

中音域の音がはっきりしていると言われています。

値段は安いもので2000円前後からあります。

LiveLine

LiveLineは、ギターのストラップでも有名なブランドです。

国産のブランドでコストパフォーマンスに優れています。

音は落ち着いた感じの音色になります。

値段は安いもので、2000円前後からあります。

KAMINARI GUITERS(雷鳴ギター)

細かいところまで丁寧に作っているシールドが魅力です。

中高音域がはっきりしていると言われています。

種類が豊富で、ギター用、ベース用、アコースティックギター用、ウクレレ用があります。

値段は安いもので3000円代からあります。

CUSTUM AUDIO JAPAN( カスタムオーディオジャパン)

カスタムオーディオジャパンは、CAJと略されます。

以降、CAJ と記載します。

CAJは、柔らかく、ケーブルをまとめやすい作りになっています。

値段は安いもので4000円前後からあります。

SOLIDCABLES(ソリッドケーブル)

SOLIDCABLESは、ケーブルの外側にグラスファイバーを編み込んだ素材を使っています。

トラックで牽引しても壊れない程の耐久性を持っているらしいです。

しかも、一つづつ手作業で作っています。

音は中音域と高音域がしっかり出ます。

しかも、永久保証です。

いいところずくめですが、高級品です。

安いものでも、8000円以上はします。

どのシールドを選んだらよいか

今まで、色々なシールドを紹介してきました。

私は、CANAREのシールドをおすすめします。

その理由はコストパフォーマンスがよいことと、使い勝手がよいからです。

もちろん、他のものも選んでもよいです。でも、高級なものもあるのでお財布と相談しましょう。

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

話をまとめると以下の通りでした。

・シールドは、ギターと他のものをつなぐケーブル

・シールドの値段は2000円以上のものにする

・プラグの形状はストレートとL型がある

・ストラトキャスターならS型、それ以外なら基本はL型にする

・シールドは、座って弾くときは3mか5mで、立って弾くときは5mか7mにする

・シールドはやや固め、やや太めがおすすめ

・シールドのメーカーはまずはCANAREがおすすめ

と言うことでした。

最後までご覧頂きありがとうございました。

   
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