こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。
Twitter→@PON1240
「ギターを立って弾きたい!」けれど、どのくらいの長さがいいのかわからない。
と悩んでいる人は多くいます。
私自身もよく悩んでいました。
TVなどで自分に近いジャンルのアーティストの映像を真似て長さを調節して、試行錯誤していました。
でも今は、自分に適切なストラップの長さがわかるようになりました。
そこで、今日はストラップの長さの特徴や長さの決め方についてお話したいと思います。
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もくじ
ギターのストラップの長さは決まりはない
ギターのストラップの長さは決まりはありません。
と、言われると「ではどのくらいの長さがいいのか」と迷う人も多いはずです。
私も、実際にいろんな長さで試してきましたがどれがいいのかわからなくなったりもしていました。
実際に、すごく上で構える人もいますし、逆に下で構える人もいます。
この違いは、見た目や弾きやすさ、そして音楽のジャンルによるものです。
では、実際にどのくらいの長さで最初は行ったらいいのか詳しくお話します。
基準となる長さ
お腹の前でギターを構えるのが、ストラップの基準となる長さです。
この長さだと、手首も疲れませんし、ネックも握りやすいのです。
ですから、多くの人がこの長さにしています。
ジャンルとしては、ポップスや、フォークなどです。
ソロで弾き語りをするアーティストなどは、ほぼこの長さになっています。
ストラップを短くして、上で構える
ストラップを短くして上で構えるスタイルもあります。
上で構えると、ハイフレットに手が届きやすくなります。
また、手元が見やすくなります。
ですから、細かい動きをするソロギターを行う人に適しています。
そしてジャンルは、ジャズやフュージョンなどの人が多いです。
ほかには、座って弾くときと立って弾くときの差がすくなくなることてす。
なぜなら、ギターのボディの位置が胸の辺りになるからです。
座って弾く時もこの位置になります。
ですから、普段座って練習している方だと違和感がすくなくなるのです。
デメリットは、上の方に構えると手首を曲げた状態なので、長く引いていると痛くなってしまうことです。
ストラップを長くして、下で構える
ストラップを長くして、下で構える方法もあります。
この長さの場合は、派手でカッコよく見えます。
なぜなら、腕を大きく振り回してギターを弾くからです。
この構え方を行うジャンルは、ハードロックやヘヴィメタルなどです。
他にも、ヘヴィメタルのバンドが腰を下げてギターを低い位置で構えて演奏するのを見たことはないでしょうか。
あれは、見た目が派手でカッコよく見えます。それに、荒々しさも感じます。
しかし、ギターは弾きにくいです。
なぜなら、ネックと手の位置が遠くなるからです。それに、手首や肩の負担も大きくなります。
これはリュックサックを、上で背負うとそれほどきつくありませんが、下で背負うと肩が痛くなりますよね。
このように、下で構えると見た目はカッコよくなりますが、体の負担が大きくなるのです。
ストラップの長さを決める方法
では、次にストラップの長さを決める方法をお話します。
まずは、鏡の前に立ちます。次に基準となる、お腹の前くらいでギターを構えましょう。
実際にその状態で演奏してみます。
弾きにくいと思ったら、最初の頃よりも位置を下げたり、上げたりして位置を調節します。
自分の中でちょうどよく弾けると思ったらその長さにします。
自分が低い位置で、弾きたいと思っても、最初は基準となる長さか、無理なく引ける範囲で一番低くしてみましょう。
そして、それに慣れたら少しずつ位置を低くして練習していくのがいいです。
立ってギターを練習すること
これまで、ストラップの長さについてお話してきました。
ここで、あなたがライブ本番で立って演奏するなら、練習も立ってやりましょう。
なぜなら、立って演奏するのと、座って演奏するのとでは感覚が変わるからです。
ですから、なるべく練習でも立って行い、立って演奏するのに慣れましょう。
ちなみに、立って演奏ができない方は、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
本日の記事はいかがでしたでしょうか。
・ギターのストラップの長さに正解はない
・基準となるストラップの長さはお腹の前で構える長さで、ポップスに多い
・ストラップを短くして上で構えるのは、ハイフレットに手が届きやすくなり、手元が見やすくなる。
・ストラップを短くして上で構えるのは、ジャズやフュージョンなどが多い。
・ストラップを長くして構えると、見た目は派手でカッコよくみえる。しかし、手首や肩に負担がかかり、弾きにくくなる。
・自分にあったストラップの長さを探すには、基準となる長さで最初構えてから、少しずつ調節するのがいい。
・ライブで立って演奏するなら、練習も立って行うこと。なぜなら座ったときと立ったときで感覚が変わるから。
ジャンルによって長くしたり、短くしたりしていますが絶対的なものではありません。
自分にとって適切な位置で弾くようにしましょう。
最後までご覧頂きありがとうございます。