ギターの弦が切れてしまう原因と対処方法

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

ギターを弾いている時に、「弦が切れてしまって焦ってしまった」という経験はないでしょうか。

ライブ本番で弦が切れてしまったら、張り替えるのも大変だし困るはずです。

そこで、今日はギターの弦が切れてしまう原因と対処方法についてお話します。

動画でご覧になりたい方は、下記の中央の再生ボタンを押してください!

 

ギターのブリッジやサドルのせい

ギターの弦が、ブリッジの近くで切れてしまうことがあります。

ちなみに、ブリッジとサドルはここです。

このため、ブリッジやブリッジでギターの弦を支えるサドルが悪いと思うのです。

しかし、これらが原因で弦が切れることはほとんどありません。

なぜなら、私が最初に買ったギターは、1万五千円ほどの安物でしたが弦が頻繁に切れたことはなかったからです。

ピッキングが強すぎる

次の理由は、ピッキングが強すぎて弦がきれてしまった可能性があることです。

※ピッキングとはピックで弦を弾くことを指す。

なぜなら、ギターを始めたばかりの頃はピッキングする時に、腕に力が入り強く弾いてしまうことが多いからです。

この時、ピックが弦に引っかかります。

その結果、弦に負担がかかって切れてしまうということです。

そのため、ピッキングをする時に、「腕が疲れる」「ピックがちゃんと持ててない」と感じたら、正しい弾き方が出来ていない可能性が高いです。

この場合は、正しいストロークのやり方、ピックの持ち方ができるように練習しましょう。

ギターの正しいストロークのやり方については下記の記事を、参考してください。

ギターのコードストロークが上達、安定するコツ

ピックの持ち方については、下記の記事を参考にして下さい。

ギターのピックの持ち方や角度について

弦のせい

最後の理由は使っている弦に問題があることです。

この場合、考えられる原因は3つあります。

安い弦を使っている

安い弦を使うと質が悪いから切れやすいのではないかと考える人は多いです。

確かに、その原因もなくはありません。

しかし、よく知られている、マーチン、ダダリオ、エリクサー、ギブソン、アニーボールなどではその可能性は低いです。

私自身もこれらのメーカーの弦を使っていますが、張り替えてすぐに切れてしまった経験はないからです。

ただし、本当に安い(100〜200円前後)ものであれば、その可能性もあります。

ですから、弦はアコギなら、700円、エレキで500円ほどするものを選びましょう。

これくらいのものであれば、粗悪品はほぼありません。

弦の金属疲労のせい

次に考えられるのは、弦の金属疲労です。

これは、弦を緩めたり、締めたりすることを繰り返すと起こるものです。

金属は確かに硬いですが、何度も同じ所を伸び縮みさせると、負担がかかります。

この結果弦が切れやすくなります。

人間でも、たくさん運動したら筋肉痛になりますよね。

過度な運動をすると、肉離れを起こすこともあります。

これと同じことが弦に起こっているのです。

ですから、ギターの弦はチューニング以外で締めたり、緩めたりするのは辞めましょう。

こうすれば、弦の金属疲労を和らげますからね。

弦が錆びているから

最後に考えられるのは弦が錆びているからです。

なぜなら、ギターの弦は弾かなくてもどんどん劣化するものだからです。

劣化というのは、錆に当たります。

弦は消耗品で定期的に交換するものです。

もし、弦の交換をあまり行わないのであれば、定期的に変えるようにしましょう。

この定期的というのは、弾く頻度やギターを保存する環境にもより変わります。

ちなみに私の経験上では、おおよそ一月に一回行えば弦が切れることはありませんでした。

また、ライブ本番直前には必ず弦を確認してましょう。

そして、「錆びてきたな」「交換してから日数が経ったな」と思ったら交換しましょう。

まとめ

今日の話はいかがでしたでしょうか。

ギターの弦が切れてしまう原因は、主に

・ピッキングが強すぎる

・弦の金属疲労

・弦が錆びるから

でした。

これらの原因と対処方法をしっかり押さえれば弦が切れてしまう恐れはほぼなくなるはずです。

最後までご覧頂きありがとうございます。

   
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