私がメジャーデビューをおすすめしない理由

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

あなたは、メジャーデビューしたいと考えたことがありますか。

私は、以前はメジャーデビューしたいと思ってました。

「有名になれる!」

「憧れの対象となる!」

と思っていたからです。

しかし、今はしたいとは全く思わなくなりました。

今日はメジャーデビューの実態についてお話します。

メジャーデビューしても売れなければ生活できない

メジャーデビューしたら、音楽だけで生活できると思っている人がいますが、実際は逆です。

メジャーデビューしても、それだけでは食べて行けずにバイトなどをして食いつなぐミュージシャンは多いです。

聞いたことがあるかもしれませんが、今はCDが、売れない時代です。

日本で1番CDが売れたのは、1998年でCDアルバムは年間販売数が3億枚以上売れていました。

しかし、2016年度の1億652万枚ほどです、

18年で3分の1しか売れてません。

音楽という商品が売れづらくなっているのがよくわかりますよね。

オリコン1位の曲でも3万枚くらいしか売れていないことも多くあります。

そして、メジャーデビューした場合、CD売上に対してアーティスト印税ははたったの1%です。

アーティスト、作詞、作曲の全ての印税で5%前後しかありません

だから、メジャーデビューしてもほとんどのアーティストは食べていけないのです。

契約を切られる恐れがある

メジャーデビューしたとしても、その契約が長く続くとは限りません。

1年でメジャーデビューするアーティストは300組いると言われています。

その300組の中で契約が続くアーティストはほとんどいません。

契約期間は1年単位など年単位のところもあれば、CD1枚リリースをして売れなければ契約解除ということもあります。

そもそも多くの人が300組もデビューすること自体知らないでしょう。

人に知られないまま、契約が解除になるということがほとんどなのです。

プライベートが晒される

メジャーデビューして、色々なメディアに出れば知名度は格段に増えるでしょう。

しかし、アーティストに限らず他の芸能人を見ればわかるように、私生活を監視されてしまうことがあります。

色々なスキャンダルに巻き込まれるかもしれません。

人に監視されて、根も葉もないことを人から言われるのが嫌な方も多いはずです。

私もそれは嫌です。

音楽性に制約がかかる

デビューする前は自分が好きで作っていた曲ですが、それに制約がかかります。

つまり、レコード会社や事務所に従って曲を作ることになるのです。

そのため、もともと作っていたジャンルの曲とは全く違う曲を作ることになることが多くなります。

有名アーティストがデビューしてから、デビュー前と音楽性が変わったと言われることがあるのは、このためです。

また、アーティストは非常に弱者です。

なぜなら、集客を全て事務所やレコード会社で行うからです。

意見に従えないなら、辞めてもらってもいいとトラブルになることも数多くあります。

しかし、メジャーデビューした多くのアーティストは、集客に関するノウハウがないため、自分たちだけで生活することができません。

ですから、事務所の意見に従うしかないのです。

この話は

音楽業界におけるメジャー、インディーズの違い

でも詳しく載せていますのでチェックお願いします。

では、メジャーデビューしても、食べていけるのは一握りしかいないだったら、音楽で生計は立てられないの?

と思うかもしれませんが、そうではありません。

個人で生計を立てる

メジャーデビューをしても、生計を立てられるのはわずかです。

ではどうすればよいかと思いますよね。

それは個人で生計を立てる方法です。

今は、昔と違ってインターネットが発達してます。

自分のHPを立てて、全世界に情報を発信できます。

演奏に関しては、YouTubeに自分の曲やカバー曲を無料で無数にアップ出来ます!

ほかには、音楽に関する有益な情報をブログやYouTubeで発信する方法です。

これは主に音楽講師を目指している人にオススメです。

と、こうやって世界中の人に自分のことを知ってもらってから、自分の商品を販売する。

そうすれば、誰の力も借りず自分の力だけで商品を販売できます。

音源も、グッツも、ライブも。

音楽講師であればレッスンもです。

事務所も、レコード会社も何も通しません。

商品の売上の多くを自分のものに出来ます。

まとめ

私がメジャーデビューをおすすめしない理由は下記の通りです。

・メジャーデビューしても売れなければ生活できない

・契約を切られる恐れがある

・プライベートが晒される

・音楽性に制約がかかる

からです。

最後までご覧頂きありがとうございました!

   
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