歌が音痴なのはなぜ?特徴と直す方法について

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

あなたは、人から音痴と言われたことはありますでしょうか。

私はありました。正しい音程で歌うことが長い間苦手でした。

それでも、今まで何年も音楽をやってきて以前より音程が取れるようになりました。

そこで今日は、音痴なのはなぜなのか、その特徴と直す方法についてお話します。

音痴の特徴

まずは、なぜ音痴といわれてしまうのか、その特徴について解説します。

音程があっていない

音痴な人の特徴は、まず音程があっていないことがあげられます。

あっていなければ、原曲とは当然違って聴こえます。

ですから、音痴だと思われてしまうのです。

リズムが取れていない

次にリズムが取れていないことも考えられます。

仮に音程が正しくてもリズムが取れていないと心地よい歌には聴こえません。

例えば、ラップのようにはねたリズムの曲なのに、ボソボソと歌っていたらどうでしょうか。

恐らく、退屈に聴こえてしまうでしょう。そして聴きたくないと思われてしまうはずです。

その結果、音痴だと思われてしまうのです。

テンポが取れていない

次に、テンポが取れていないことも理由として考えられます。

曲にはテンポがあります。

これは、一言で言えば曲の速度のことを指します。

原曲とテンポが違うと全く違う曲に聞こえてしまうのです。

例えば、ゆったりしたバラードなのに、早くなってしまうと曲の世界ががらっと変わってしまいます。

早いアップテンポな曲なのにゆっくり歌っていたら、聴いていて退屈になってしまうはずです。

この結果、音痴に聴こえてしまいます。

ですから、原曲のテンポに忠実に歌うことが大切です。

音域が合っていない

次に音域があっていないことも理由としてあげられます。

人には、それぞれ出せる音域が異なります。

音域とは音の出せる幅のことをさします。

一般的に女性なら高音が出しやすいですし、男性なら低音が出しやすいです。

同じ性別であっても、この音域は大きく異なります。

例えば、高音の女性の曲にも関わらず声が低い男性が原曲で歌っていたらどうでしょうか。

声を無理に出そうとするはずです。そして音域があっていないのでうまく歌えません。

この結果音痴に聴こえてしまいます。

ですから音程があっていないならキーを変えて自分が歌える音域にあわせましょう。

声量が小さい

最後に、音量が小さいことも理由としてあげられます。

音程があっていて、リズムや、テンポもしっかり取れていても肝心の声が聴こえていなければ全く意味がありません。

声量をあげるには、腹式呼吸を身につけることや、ロングトーン、リップロールの練習をすることなどがあげられます。

声量を上げたい方はこちらの記事をぜひご覧下さい。

歌が上手くなる、上達する!声量を上げる、出し方、鍛え方

音痴を克服する方法

今までは音痴の原因について解説しました。

続いて音痴を克服する方法をお話します。

相対音感を鍛える

まずは、相対音感を鍛えることです。

これは、ある音を基準に他の音が何かを判断する能力です。

もうすこし具体的に言うと、例えばピアノやギターでドの音を鳴らします。

別の音を鳴らした時にそれが何の音になるのかを判断できることです。

では実際にやってみましょう。

全て最初はドを鳴らしています。次に鳴っている音は何かを考えてみてください。

練習1

練習2

練習3

 

答えは練習1がド→ソ、練習2がド→ファ、練習3がド→1オクターブ高いド

でした。

これを普段から行うと音感が身につくと言われています。

私もちょこちょこ練習してます!

ぜひやってみましょう。

曲を聴き込む

次に大切なのは、曲を聴き込むことです。

なぜなら、ちゃんと聴きこまない状態で、歌を歌っても音程が曖昧になってしまうからです。

ですから歌う前にまずは曲を聴き込んで音程を確認しましょう。

音程が取りにくいところはピアノやギターで確認

次に音程が取りにくい所をピアノやギターで確認することです。

曲は、音程が取りやすいところと取りにくい所があります。

音程が取りにくいところはピアノやギターを使って1音ずつ丁寧に確認しましょう。

そして、そこを重点的に練習することが大切です。

これを行うことで細かい音程の違いに気づくようになります。

そして音感も鍛えられます。

ラララで歌えるようにする

音程を確認したらいきなり歌うのではなく、まずはラララにして歌いましょう。

なぜなら歌詞があるとそれに惑わされて正しい音程で歌いにくくなるからです。

特に洋楽の場合は発音も気をつけなければならないので、より惑わされやすいです。

ですから最初はラララにして正しい音程で歌えるようにしましょう。

実際に歌詞をつけて歌う

ラララで正しい音程で歌えるようになったらいよいよ、歌詞をつけて歌いましょう。

音程が曖昧だなと感じたらすぐにピアノやギターで音程を確認して歌いましょう。

歌詞をつけて音程が完璧に歌えるようになればその曲は歌いこなせているはずです。

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

音痴になるのはなぜか、その特徴と直す方法について理解できたでしょうか。

話をまとめると下記になります。

音痴の理由

・音程があっていない

・リズムが取れていない

・テンポが取れていない

・音域があっていない

・声量が小さい

音痴を克服する方法

・相対音感を鍛える

・曲を聴き込む

・音程を取りにくいところはピアノやギターで確認

・ラララで歌えるようにする

・実際に歌詞をつけて歌う

ということでした。

最後までご覧頂きありがとうございます。

   
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