ギターのチョーキングのやり方とコツ

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です。

Twitter→@PON1240

あなたは、ギターの奏法の一つである、チョーキングを知っているでしょうか。

チョーキングはエレキギターでよく使われます。

チョーキングは、海外ではベンドまたは、ベンディングと呼ばれています。

ちなみにチョーキングを一言で言えば、弦を上に持ち上げて音程を変える奏法です。

今日はそんな、チョーキングのやり方と種類についてお話しますね!

チョーキングのやり方

では、チョーキングのやり方を説明します。

先程お伝えしたように、チョーキングは弦を上に持ち上げて音程を変えるテクニックです。

チョーキングは弦を弾いてから行います。

チョーキングは中指と薬指を使うことが多いです。

チョーキングのコツはよく、ドアノブを回す時の動作に似てると言われています。

ドアノブを回すときは、手首を使って回してドアを開けますよね。

これを応用します。

チョーキングをする時に、真っ直ぐ指を上げるのは間違いです。

ドアノブを回すようにグリッと回すようにして弦を上げます。

言葉だと伝わりづらいので動画で解説します。

これはだめです。

真っ直ぐに指を上げるのはだめです。

これのように、ドアノブをひねるように指に角度をつけます。

わかりましたか?

チョークアップ

チョークアップとは、チョーキングしてから弦を弾くことを言います。

動画にするとこんな感じです。

ギターのタブ譜では、Uと表記されます。

チョーキングは、弦を弾いてから弦を上げるので、チョークアップとは違うのです。

混合されがちなので、覚えておきましょう。

ちなみに、ギターのタブ譜については、下記の記事で詳しく解説しております。

ギターのTAB譜!TAB譜の読み方、記号の意味

ぜひご覧下さい。

チョークダウン

チョークダウンとはチョークアップした状態で弦を弾いて音程を下げる。

つまり音程を戻す作業を指します。

ギターのタブ譜では、Dと表記されます。

では、次にチョーキングの種類についてお話します。

チョーキングの種類

ハーフチョーキング

ハーフチョーキングは、その名の通り元々の音から半音上がった音にチューニングすることを言います。

ギターのフレット数でいうと、1フレット分上がった音になります。

例えば、3弦9フレットをハーフチョーキングする時は、3弦10フレットの音程に合わせます。

練習する時は、動画のように、3弦10フレットの音を聴いてからチョーキングの練習をするとよいです。

動画だとこれです!

フレットがどこかわからないという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

ギターのパーツ、名前、名称、各部位と役割について

また、ギターの譜面であるタブ譜では、HCもしくはh.choと表されます。

1音チョーキング

次に、1音チョーキングについて解説します。

1音チョーキングは、全音分上がったチューニングを指します。

ギターのフレット数で言うと2フレット分だけ上がった音になります。

3弦9フレットを1音チューニングする時は、3弦11フレットの音程に合わせます。

なので、練習する時は3弦11フレットの音を聴いてからチョーキングの練習をするとよいです。

タブ譜では、Cもしくは、Choと表されます。

動画だとこれです!

1音半チョーキング

次に、1音半チョーキングについて記載します。

1音半音チョーキングは、全音半分上がったになります。

ギターのフレット数で言うと、3フレット分上がった音になります。

3弦9フレットを1音半チューニングする時は、3弦12フレットの音にあわせます。

3フレット分なのでかなり、弦を上げないと音が出ません。

これも練習する時は、動画のように、3弦12フレットの音を聴いてからチョーキングの練習をするとよいです。

タブ譜では、1HC、1h.choと表されます。

動画だとこれです。

クォーターチョーキング

クォーターチョーキングについてお話します。

クォーターとは、4分の1のことを指します。半音チョーキングの更に半分だけ音を上げるのです。

つまり、1フレットの半分の音を上げるのです。

フレットにない音程だからとても繊細なんです。音が変わったかな?

とかすかに感じるくらいの音になります。

タブ譜では、QCと表されます。

動画だとこれです。

ダブルチョーキング

楽譜の表記では、WCと表されます。

2本の弦をチョーキングします。

動画にするとこんな感じです。

ユニゾンチョーキング

ユニゾンチョーキングは、チョーキングする弦と、しない弦で同じ音程にします。

よく、ユニゾンチョーキングは、ダブルチョーキングと混合しがちですが違います。

ダブルチョーキングは2本の弦をチョーキングします。

しかし、ユニゾンチョーキングでチョのキングするのは1本のみです。

ユニゾンチョーキングは、チョーキングする弦と、しない弦で同じ音程にします。

例をだします。

3弦9フレットで、1音チョーキングをする時は3弦11フレットの音に合わせると説明しました。

それとは別に、もう一ヶ所、1音上(3弦11フレットと同じ)の音があります。

それは、2弦7フレットです。

ユニゾンチョーキングは2弦7フレットはそのまま弾きます。

同時に、3弦9フレットを1音チョーキングするのです。

そうすると同じ音程の響きが2つできます。

これがユニゾンチョーキングです。

動画にするとこんな感じです。

まとめ

今日の記事はいかがでしょうか。

話をまとめると以下の通りです。

・チョーキングは弦を上に持ち上げて音程を変えるテクニック

・チョーキングする時は、ドアノブを回すようにして弦を上げる

・チョーキングの他に、チョークアップ、チョークダウンという弾き方もある

・チョーキングには、様々な種類がある

チョーキングは音程を合わせるのがコツがあって難しいです。

ですが、何度も練習すれば感覚が身についてくるはずです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

   
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