ブッキングライブとは?やり方、意味、メリット、デメリット

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こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!

Twitter→@PON1240

あなたは、ブッキングライブと呼ばれているライブを知っているでしょうか。

それは、ライブ活動をする上で知っておかなければならないライブ形態です。

そこで、今日はブッキングライブのやり方、意味、メリット、デメリットについて解説します。

ブッキングライブとは

ブッキングライブとは、ライブハウスが主催するライブです。

主に、ブッカーやブッキングマネージャーと呼ばれている人たちが企画します。

ブッキングライブは1日で、3組〜5組のアーティストが出演します。

一人あたりの演奏時間は、30分くらいのことが多いです。

出演するアーティスト、演奏時間、チケット代などは、全てブッカー、ブッキングマネージャーで決めます。

つまり、ブッキングライブはブッカー、ブッキングマネージャーが主催するライブイベントということ。

ちなみに、複数のアーティストがライブで共演することを対バンと呼びます!

対バンについては下記の記事を参考にしてみて下さい。

ライブハウスの対バンの意味、メリット、デメリット

出演する方法

次に、出演する方法についてお話します。

方法は大きく分けると4つあります。

ライブハウスに自分から連絡する

まずは、自分からライブハウスに連絡することです。

自分で出演したいライブハウスを選んで電話かメールで連絡します。

音源審査やオーディションがなければ連絡しただけで出られる所もあります。

音源審査(デモテープ、音源をライブハウスにメール送付)

次に、音源審査です。

ライブハウスのホームページに、

「音源を送ってください」と記載があればそれに従ってください。

昔は、デモテープ(音源を録音したカセットテープ)を郵送で送っていたそうです。

今は、インターネットが発達しているので、メールにMP3などの音声ファイルを添付して送ることが多いです

もっと手軽なものだと、Youtubeに自分の演奏動画を投稿し、そのURLをメールに貼り付ける方法もあります。

オーディションを受ける

次にオーディションを受ける方法もあります。

オーディションの場合は、直接ライブハウスに行ってその場で演奏します。

オーディションライブという形式が取られているライブハウスもあります。

ライブハウスからの連絡

最後に、ライブハウス側から出演依頼のメールが来ることがあります。

ライブハウスから、

「××様、はじめまして。

ライブハウス××の

ブッキングマネージャーの××です。

××様に、ぜひ当店へのご出演をお願いしたいと思っております。…(以下略)」

のようなメールが来ることがあります。

この場合は、自分が出演したいのであれば出演、出演できない、したくないのであれば、断るようにしましょう。

せっかく誘ってくださったのに断って大丈夫なんでしょうか。

と思うかもしれませんね。

出演できない(したくない)のであれば断っても全く問題ありません。

ちなみに、ライブの出演の断り方については下記の記事で詳しく解説しております。

ライブ出演依頼のキャンセル方法、断り方について

ぜひご覧下さい。

ちなみに私も、ライブハウスからライブ出演のメールが来たことは何度もあります。

これは、私の所感ですが自分のHPを持っていたり、音源がYouTube等インターネット上に上がっているとメールが来やすくなると思っております。

と、このように、出演方法は様々あります。

ちなみに、ライブハウスの出演条件、出演方法については、下記の記事で詳しく解説しております。

ライブハウスは初心者でも出演可能!ライブハウス出演方法

ぜひ、ご覧下さい。

ブッキングライブのメリット

ブッキングライブのメリットは、様々なアーティストと知り合えることです。

そして音楽仲間ができたり、様々な曲を聴けます。

そうすると、「あのアーティスト演奏上手いな」、「いい曲だなぁ」と刺激を受けます。

そしてもっと頑張ろうとやる気が出ます。

特にライブを始めたばかりの頃は、演奏や曲に自信がない人も多いと思います。

ですから、上手い演奏、完成度が高い曲を聴けるのは本当に勉強になるはずです。

ブッキングライブのデメリット

ブッキングライブのデメリットは、実は多いです。

まずは、演奏時間が短い所です。

先程説明したように、おおよそ30分の演奏になります。

ですから、自分が呼んだお客様も

「もう終わりか」と思うかもしれません。

ですから、ライブに対する満足度は低くなってしまいます。

次に、チケットノルマがあることです。

チケットノルマとは、ライブハウス側からアーティストにチケットを渡し、お客様に売るシステムです。

チケットが売れなければその分ライブハウスに売れなかったチケット代を自腹で払わなければなりません。

例えば、2500円のチケットを5枚がノルマだとします。

チケットが1枚しか売れなかったら、2500円×4のチケット代、10000円をライブハウスに支払わなければなりません。

ライブを始めたばかりの頃はファンがいない人がほとんどですから、自分で支払うこともしばしばあります。

ちなみに、私もかなりの金額のノルマを自腹で払っていました。

最後に新規ファンを増やしくいところです。

対バンライブの場合は、アーティストとお客様がライブハウスに来ます。

お客様が、初めて知ったアーティスト(目当てのアーティスト以外)に興味を持つのは難しいです。

もちろん、ゼロとは言いません。

しかし、初めて演奏を聴いて、CDを買いたい、ライブに行きたいと30分の演奏時間内で思わせるのは至難です。

まとめ

本日の記事はいかがでしたでしょうか。

話をまとめると下記になります。

・ブッキングライブはライブハウスのブッカーやブッキングマネージャーと呼ばれている人たちが企画するライブ

・ブッキングライブは、出演者が3組〜5組で、一組30分程のライブ

・ブッキングライブに出演するには、自分で連絡する、音源審査、オーディションを受ける、ライブハウスからの連絡

・ブッキングライブのメリットは様々なアーティストに出会え音楽仲間ができる、完成度が高い曲や上手な演奏を聴いて刺激を受けること

・ブッキングライブのデメリットは、演奏時間が短い、チケットノルマがある、新規ファンを増やすこと

でした。

お役に立てれば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございます。

   
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