こんにちは、シンガーソングライターの山田啓太です!
Twitter→@PON1240
ギターを始めたばかりの頃は、コードが押さえられないことが多々ありますよね。
そこで、今日はギターのコードが押さえられない原因と対処法についてお話します。
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もくじ
ギターのコードが押さえられない原因
ギターが押さえられないのは手が小さいからと思っている人が多いです。
しかし、実際はそれが原因ではありません。
単にコードに押さえることに慣れていないからです。
普段使わないような手の形で押さえるのは、誰だって最初はうまくできません。
ですが、練習をしていくと慣れてきて押さえられるようになります。
ちなみに、ギターのコードが押さえられない原因は主に3つあります。
・正しい指使いができていない
・弦を押さえる位置が正しくない
・手首でネックを握りこんでいる
これらが原因で押さえられていない可能性が高いです。
それぞれの対処法について解説していきます。
コードを押さえるコツ
爪を切っておく
1つ目のコツは、爪を切っておくことです。
なぜなら、弦を押さえる際に爪が邪魔になってしまうからです。
これでは弦を押さえにくくなります。
ですから、コードを押さえる方の手(右利きの人の場合は左手)の爪を切っておきましょう。
フレット寄りを押さえる
2つ目のコツは、フレット寄りを押さえることです。
なぜなら、ナット寄りを押さえてしまうと弦がビビってしまう(ビリビリ鳴ってしまう)からです。
それに、フレット寄りのほうが少ない力で弦を押さえられます。
ですから、フレット寄りを押さえるようにしましょう。
ナットは矢印の白い部分、フレットは矢印の金属の部分になります。
●悪い例
指がナット側に押さえています。これはだめです。
●良い例
これは良い例です。
このように、指はフレット側を押さえましょう。
指を立てる
3つ目のコツは、指を立てることです。
なぜなら、指を寝かせて押さえると、押さえなくて良い弦まで指が触れてしまうからです。
この状態だと、余計な音が鳴ったり、必要な音が鳴らなくなってしまいます。
ですから、弦を押さえる時は、指の第一関節を曲げて弦を立たせるようにしましょう。
●だめな例
指が寝てしまっています。これはだめです。
●良い例
指が立っています。これが正しい押さえ方です。
このようにすると、下の写真の指の丸で囲った部分が、弦の跡が付きます。
指が柔らかいうちは痛くなります。しかし、何度も繰り返し押さえることで皮膚が固くなってきます。
ちなみに、ギターの指が痛くなって困った場合は、下記の記事で詳しく解説しています。
親指の位置を変えてみる
4つ目のコツは親指の位置を変えてみることです。
ギターのコードによって、親指の位置をかえて押さえましょう。
こうすることによって、押さえやすくなります。
例えば、CコードとAコードなどは、親指をネックの上に出した方が押さえやすくなります。
●Cコード
親指をネックの上に出し、6弦に触れるようにする。
●Aコード
Cコードと同様に、親指をネックの上に出し、6弦に触れるようにします。
●Dコード
Cコード、Aコードと同様に、親指をネックの上に出します。
6弦と5弦を触れるようにして押さえます。
5弦が押さえづらかったら、最初は6弦だけでもよいです。
●Fコード
親指がネックの下になっています。
Fコードの場合は、親指でネックを支えるようなイメージで押さえるといいです。
ネックは握りこまず挟むようにする
5つ目のコツはネックを握りこまず、挟むようにすることです。
ネックを握りこむと、余計な力が入ってしまったり、押さえなくていい弦まで押さえてしまいます。
この「挟むようにする」ことですが、押さえるコードによって、手首を使って角度を変えることが大切です。
なぜなら、コードによって使う指や押さえるフレットが違うからです。
また、手の大きさや形は人それぞれですよね。
ですから、自分が一番押さえやすいと思った角度で押さえるようにしましょう。
●悪い例
このように、握りこんで持つのはだめです。
●良い例
このように、挟むようにして、角度をつけて持ちましょう。
ちなみに、初心者の方が押さえられるようになるべき、Cコード、Dコード、Emコード、Gコード、Amコードについては下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
本日の記事はいかがでしたでしょうか。
ギターのコードを押さえられるようにするには、
・爪を切っておく
・ギターのフレット寄りを押さえる
・指を立てる
・親指の位置を変えてみる
・ネックは握りこまず挟むようにする
と言ったことでした。
最後までご覧頂きありがとうございます。